深イイ話に高木綾子！フルート演奏と子育て両立の秘訣や工夫とは？

７月２日の深イイ話で、３児の母として育児をしながら、フルートの演奏家と非常勤講師もされている高木綾子さんが出演されますね。

なんでも計画的に出産し子育てを行っているから、演奏家としても活躍できるのだとか。

高木綾子さんは自身の性格のことを、見栄っ張りかも、とコメント。

同時に、昔から人に何を言われても自分のしたいことを譲らない、やりたいことをやるために状況や環境を変える工夫や努力を惜しまない性格だ、と語っています。

しかし、そんな性格だけでは全てを両立させるのは難しいはず、一体どんな工夫や努力をしているのだろう？

その詳細を知りたい、と思ったので調べてみました。

深イイ話に高木綾子！フルート演奏と子育てをなぜ両立したかったの？

高木綾子さんにとって、演奏活動することも非常勤講師生徒に教えることも、そして、その中で学んでいくことも全て繋がっている、と感じているそうです。教えることは、とても自分のためになるのだとか。

だからこそ、その中の何かが欠けてしまうと、いい循環が途切れてしまうことがイヤだったそうです。

 

では、なぜどれもこれも両立できているんでしょう？

 

ちなみに、高木綾子さんはフツーより体力がある、というのは、ちょったありそうです。笑

出産の１週間前まで地方で演奏活動をしていたそうですが、知人で妊娠中のピアニストの方に、できるだけ休まなないとダメでしょう、と言われてしまったとか。

 

ちなみに、高木綾子さんは運動はほとんどはしていないそうです。

ただ、フルートを吹くこと自体がかなり体力を使うので、いろいろ鍛えられているにかもしれませんね。

いつも健康体でいられる、というのも恵まれた才能なのかもしれません。

 

そもそも、子育てしながらフルートの演奏家を続けよう、と思ったきっかけは、チェリストの向山佳絵子さんとの出会いだったそうです。

まだ、加藤綾子さんが結婚すら考えていなかった頃、お子さんを二人連れて演奏活動をする姿をみて、決心しました。自分もそうなると。

 

やはり人からの影響って大きいですね。

ムリだと思ったことも、実際にできている人を見たら、自分にもできるはず、と思えてきます。

だからこそ、必ず自分もできると信じれば、勇気が湧いてくるし、できる前提で物事を考えるようになりますからね。

高木綾子さんにとって、そこから視点が変わり、行動や選択が変わっていったのでしょう。

 

実際、子育てを意識したからこそ、オーケストラの演奏家になるか、東京藝術大学の教員になるかに二択で、大学の仕事を選んだそうです。

大学の仕事なら、万が一子どもが病気になったりしても、スケジュールの調整が比較的とれるはず。

それに、大学の授業がない夏の時期になら出産できる。実際、３人とも夏の時期に計画通りに出産したさうです。

 

これは夫の協力が不可欠ですね。

高木綾子さんは２００７年に同じ東京藝術大学出身の松永英也さんと結婚されています。ちなみに、松永英也さんはトロンボーンの奏者です。

同じ演奏家なんで、理解があり、演奏家として活躍したい、という情熱も伝わったのかもしれませんね。

フルート演奏と子育ての両立の秘訣や工夫は？

運良く自宅の近くに新しい保育園ができたので、仕事の合間に授乳などを繰り返したりするそうですが、やはり高木綾子さんの苦労が大きかったように感じます。

また、子どもの発熱などで呼び出されたときは、高木綾子さんか夫の松永英也さんがお互いに連絡をとり、動ける方が動く。

どうしようもないときは、妹にサポートをしてもらうそうです。

 

これはもう秘訣や工夫、というよりは周りにサポートしてもらいながら、毎日を様々なトラブルを柔軟に乗り越えてくのみ、という感じがしますね。

いや、思いついた工夫をどんどんその場で実行するのみ、といった感じでしょうか。

 

ただ、高木綾子さんについて感じるのは、やはり考え方こそが秘訣なのだと思います。

実際、高木綾子さんは新しい悩みが出てきても、その時に考えればいい、その時になんとかなる、と楽観的な考え方の持ち主だそうです。

だからこそ、育児と仕事を両立する決断ができたのでしょう。

そして、その強い意志に周りからのサポートが得られるのかもしれません。

 

個人的には、江戸時代の上杉鷹山の言葉を思い出します。

『なせば成る、なさねば成らぬ何事も　ならぬは人の　なさぬなりけり』

『何かを成し遂げたいなら、まず行動して、諦めずに達成させるという強い意志を持ちなさい』という意味です。

まとめ

現代の女性にとって出産や育児、そして仕事、というのは誰もが考えることなのかもしれません。

高木綾子さんは、両立したい女性に、両立できるんだ！と思ってくれたら嬉しいと語っていました。

個人的には格好いいな、と思うし、今後の活躍に期待したいと思います。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。