清水建設の下請け会社が除染廃棄物を不法投棄していたとして、話題になっていますね!

ツイッターで、この下請け会社が年105億円の売り上げで、その4割を超える43億円が役員報酬として支払われていた、と話題になっています。

 

てか、43億円はヤバイですね。

調べてみると、トヨタ自動車の役員報酬の2倍以上です!

 

そこで、その下請け会社が気になったので調べてみると、株式会社双方リテック、という社名だと分かりました!

 

どうやら、この会社は以前清水建設の執行役員の実家の雪下ろしをしていた、ということで、清水建設の癒着の可能性まであるようです!

 

なぜ、こんなにもうけていたのでしょうか?

紹介していきたいと思います。

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ニュースの概要

東京電力福島第1原発事故に伴う家屋解体作業で出た除染廃棄物について、工事を請け負った清水建設の下請け企業が指定場所以外に捨てていた疑いのあることが1日、環境省や捜査関係者への取材で分かった。同省が調査を進めているほか、福島県警が放射性物質汚染対処特別措置法違反の疑いで捜査している。

 環境省によると、下請け企業は2017年4月以降に行われた同県大熊町の家屋解体工事に従事していた。家屋は帰還困難区域など複数箇所にあり、この会社は作業で出た廃棄物の一部を指定された仮置き場に運ばずその場に穴を掘って埋めていたという。

 3月末に清水建設から「下請け企業が不法投棄していた可能性がある」と環境省に連絡があり、発覚した。清水建設は警察にも通報しており、県警が埋められた廃棄物を掘り起こすなどして捜査している。 

どうしてここまで、儲けていた?

福岡県大熊町では除染工事が5件、発注されていて、どうやら清水建設が独占受注していたようですね。

ちなみに、この508億円は事業費の契約変更を繰り返した結果で、当初の1.3倍に膨らんだものだそうです。

 

そして、双方リテックがこの事業の一次下請けとして受注しました。

もちろん、会社の売り上げはほぼ、この除染事業です。

 

ちなみに、双方リテックは売り上げ106億円のうち、純利益5割超とありますが、常識的に考えてもあり得ないですよね。

ましてや、公共事業の下請けの売り上げですから。

 

まあ、清水建設との癒着、と考えるのが妥当ですよね。。。

 

そのまま埋めちゃえば、人件費なんかも、そのまま浮きますから、ここまでの純利益を叩き出したのでしょうか。。

不正投棄に関わった作業員は、「(この下請け企業には)どんな形でも、ばれなければ、売り上げを上げれば評価されるような考えが、みんなあったと思う」と話した。

まあ、組織ぐるみなのは間違いないですよね。

どうやら、双方リテックは利益だけを追求する、モラルのない会社であることが窺えます。

 

ちなみに、双方リテックは不法投棄に対する取材は拒否しているそうです。

不法投棄は日常的?

気になるツイッターの投稿を見つけました。

これが本当なのかは定かでありませんが、わざわざ嘘をついたとも考えずらいですよね。

不正投棄に関わった作業員は、「ボードの残骸であったり、あとは断熱材のごみだったり、そういうのを埋めてましたね。(放射性物質は?)ついていると思います」と話した。

作業員は、不正投棄の理由について、「そういうことは、みんな(クビを恐れて)言わないで、上の指示の通りやっていた」と話している。

 

しかし、大手ゼネコンである清水建設の請け負った除染作業の不正が発覚しましたから、原発事故後の除染そのものが心配になってきますよね。

 

子どもたちに誇れる仕事をしようよ、清水建設!

どこまで今回の事件に絡んでいるかは分からないけれど。。

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まとめ

除染物質を埋め続けていた、って正確にはいつから続いていたのでしょうね。

東北地方の風評被害もようやく、多くの人たちの努力によっておさまってきたのに、また風評が広かってしまったら、と想像すると、今回の事件はひどいな、と思います。

 

利益重視、って、企業である以上は求めないといけませんが。。。

これは言葉が出ないほど、酷い。

 

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!

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