桜や桃の木に甚大は被害を及ぼす外来種の害虫『クビアカツヤカミキリ』が大阪市でも発見されて話題になっています!
大阪府堺市ではクビアカツヤカミキリを見つけて写真を送った市民に抽選で記念品を贈呈。
この『クビアカツヤカミキリ』の被害が広がっている徳島県では、クラウドファンディングで集めた資金を原資に、1匹500円で買い取っているそうです。
クビアカツヤカミキリの被害拡大を防ぐために!
ということで、このクビアカツヤカミキリの特徴や見分け方を、たくさんの画像と一緒に紹介していきたいと思います。
クビアカツヤカミキリの特徴や見分け方は?
体長 約2.5から4センチメートル(オスは小さな個体もある)
特徴 全体的に光沢のある黒色で、胸部(首部)が赤色になっている
ちなみに、オスの方が触角が長いようです。
触角は体長と同等か、それ以上の長さになります。
ちなみに、アップだとこんな感じです!
大きさがイメージしやすいように、手に乗っけてみるとこんな感じです!
前胸背板は明赤色で側面に頑丈なとげ状の瘤を一対もつようです。
クビアカツヤカミキリに似ている虫は?
似ている虫で、クビアカモモブトホソカミキリというやつがいます。
首のあたりが赤いとか、特徴が同じですね。
ただ、このクビアカモモブトホソカミキリは体長が9~11ミリと小柄なのが大きな違いです。
クビアカツヤカミキリと間違えて捕まえて、がっかりしないように気をつけて下さい。
クビアカツヤカミキリの被害拡大中?
幼虫は樹木内部で2~3年かけて成長して、その後、6~8月の夏の時期に成虫となって樹木の外にでてきます。
つまり、今の時期にいるようですね。
どうやら幼虫の時は樹木の内部にいるため発見が困難なので、なんとか成虫を捕まえるのが被害拡大の要になってきます。
被害は主にサクラ、モモ、セイヨウスモモ(プラム)
2012年に愛知で発見された後、埼玉、群馬、東京、さらには大阪、徳島と全国に拡散中とのことです。
しかも、クビアカツヤカミキリには天敵がいません。
また、メス1匹が300個程度の卵を産むため、爆発的に増える恐れがあります。
まとめ
クビアカツヤカミキリについて、紹介させてもらいました。
駆除については詳しく書きませんでしたが、捕殺して下さい、とのことです。
被害が拡大しないように、発見した方はご協力をお願いします。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!